Hello mate!
恵まれた体に産んでもらったのか、もともと日本でもあまり医者にかかることもなく、オーストラリアに来てからというもの特に病気をすることもなく健康に過ごしています。
AMEPには歩いて通っていたこともあり、1週間で平均で約60km歩いていました。
医者とは無縁の生活だったのですが、この度オーストラリアに来て以来はじめてお医者さんの診察を受けました。日本との違いを含めて、素直な感想を書いてみたいと思います。
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あまり病院へ行くのは好きではないけれど、、、
今回、クリニックへ行くことになったのは皮膚のトラブルのせいでした。
もともと皮膚が弱くて乾燥しやすい体質で、日本に住んでいる時にも炎症になったことがありました。ここ数年間は皮膚トラブルとは無縁のしあわせな時期を過ごしていたのですが、久しぶりに同じトラブルが体の一部にあらわれてしまい、お医者さんにいくことに。 こどものころからお医者さんが怖かったぼくとしてはちょっとドキドキでした。
でも、家族から「あそこのクリニックはずっといきつけで、ドクターは親切だから大丈夫!!」と太鼓判を押されていたのでリラックスしてのぞむことにしました。
まず予約
予約はオンラインで行いました。ほんとに便利。 もちろん日本にいた時も近所のクリニックの予約はオンラインでしていましたが、そうしたクリニックは日本ではどちらかというと少数派。
オーストラリアに来てからは運転免許取得もオンラインで予約します。ただ、中国系の友だちにいわせると「中国は出前もショッピングもすべてオンラインでできて、もっと便利だよ」とのこと。上には上があるということですかね。
クリニックの予約は、1診察の持ち時間は15分の割当でした。日本のクリニックは分刻み秒刻みですから、ちょっと驚きでした。
クリニックへ 内心ドキドキ
内心ドキドキしながら診察所へ。 受付のおばさんからフォームを手渡されて、誕生日、名前、職業、メディケア番号、住所などを書きました。ここらへんは日本とは変わらない手順です。
待合室では10分ほど待ちました。その間に1~2人の患者さんが待合室に到着しましたが、完全予約制なのか、混むことがなく殺風景でした。
予定時刻を数分過ぎたところでドアが開き、医師から入るようにうながされます。日本のクリニックでよくあるインカムで名前を呼ばれるのに慣れている身としてはちょっと意外でした。
いざ診察室へ 若くフレンドリーな先生
先生は若い感じの人で、たぶんぼくとは5歳も違わないんじゃないかなという30歳前後の方。
はじめましての握手のあと診察室へ。
「今日はどうしたの?」との会話からはじまり、まずはぼくの話をよく話を聞いてくれました。その後に病気の原因と対処法について話をしてくれました。ぼくのトラブルは皮膚に関するものだったのですが、「強いステロイドは使いたくない」と体のことを考えて弱めの軟膏を使おうという提案をしてくれました。
「じゃあ、どの薬がいいかな?」と言って、ドクターはPCで薬を検索しはじめました。「ひょっとしたらガイドラインが変わっているかもしれないから」とのこと。ドクターが診察の途中で薬のデータを確認する光景はちょっと新鮮でした。
薬の詳細を確認すると「あー変わっていないね。ぼくの知っているやつと一緒だ」と言われ、薬の服用の説明を受けて、「じゃあ、この方針で治療するけど大丈夫?」とぼくにも確認をして処方箋を書いてくれました。 診察内容以外にも、仕事は何しているとか、オーストラリアに来てどれくらいとか、世間話をはさみながらの診察でした。
診察後の会計と薬を手に入れに
診察後は受付で会計と次の予約。
さて、オーストラリアにはメディケアという国民健康保険のような制度があります。プライベートのお医者さんの診察を受けた時は75%負担となります。 日本の健康保険と違うのは、日本の場合は会計時に負担額を引いた額を払いますが、オーストラリアでは全額をまず払います。その後、登録した銀行口座へ還付金が振り込まれるというしくみになっています。 ぼくは永住権申請中のため、暫定メディケアを持っていたので、今回の診察代の一部が振り込まれることになるそうです。
ただ、明細書を見たらaccommodationは含まれないためか、還付率は低めでした。もしくは、暫定は負担率が違うのかもしれません。
クリニックをあとにして、処方箋を持って地元のドラックストア(Chemist Warehouse)へ。「オーストラリアは薬代が高い」とよく聞いていましたが、日本と変わらない値段でした。
感想 ちゃんと時間をとってくれる
スムーズに終わって一安心です。
素直な感想は日本とは違うなということでした。
まぁ、何事も日本(というか日本全体ではなくてぼくが日本で経験した範囲)と比べてしまうのも良くないことではありますが、うちのダーリンと東京に住んでいた時に「ドクターの対応が駆け足でちゃんとみてくれているのかわからない」とこぼしていたのが納得できました。
やはり大きな違いは診察時間の長さだと思います。ひょっとしたらぼくが行ったクリニックが当たりだったのかもしれません。もちろん、長ければ良いというわけではないのかもしれませんが、あらかじめ「診察時間はおひとり15分確保してあります。深刻な症状の場合は長めの診察時間をご予約ください」とおことわりが書いてありました。15分の診察時間でも充分こちらの話も聞いてもらえて、解決手段を示してもらえました。
Medicareを利用する場合に全額最初に払うというのが日本と大きく違いますし、還付金をあとでもらうシステムは便利とはいえないかもしれませんが、なにはともあれお医者さんで診察を受けれて良かったです。
See ya!
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