Hello, mate!
筆者はもともと日本ではJリーグのあるチームのサポーターでした。メルボルンに来てからもJリーグの試合結果はいつもフォローしています。もちろんAリーグに興味があり、時々ではありますがスタジアムまで観戦しに行ったりすることも。
メルボルンローカルの話をすると、こちらでの最も人気のスポーツはオージールール フットボール。フィジカル重視であたりが強いスポーツです。
それにそれに比べると、サッカーがマイナーな競技とまでは言いませんがそれほど人気があるとは言えない面も。とはいえスタジアムに足を運ぶと熱心なサポーターはいますし、何よりもスタジアムが素晴らしいと思っています。
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メルボルンには主に3つのスタジアムがサッカーに使われることがあります。
1つはMCGと言われるスタジアムで正式名称をメルボルンクリケットグラウンドといいます。収容人数は80,000人、オーストラリア最大級のスタジアムで数々の名試合が行われてきた伝統的な場所でもあります。ただしこれはサッカー専用ではないんです。東京で言うところの国立競技場みたいな感じでしょうか。こちらは代表戦など大事な試合限定です。AAMIパークからはほど近い、というか向かい側にある巨大なスタジアムです。
このクリケットグランドと並んで大きいスタジアムが、エティハドスタジアム(別名:ドッグランズスタジアム 写真上)です。サザンクロス駅という大きな駅から歩いてすぐのところにあります。こちらも様々な競技で使われるスタジアムで、筆者は1回だけ行ったことがあります。近代的で屋根の開閉する大きなスタジアムでした。
こちらはサッカーでは時々使われますが、頻度はそれほど多くはありません。 以上2つは、下記のAAMI Parkと混同しがちなので間違えないようにしましょう
AAMI Park
そして最後に、筆者が1番のお気に入り球技専用のスタジアムであるAAMIパーク。もともとの名前はレクタンギュラースタジアムでした。保険会社エイミーが命名権を獲得し、現在の名前になりました。読み方は最初は筆者もわかりませんでしたが、エイミーパークといます。
収容人数は約30,000人、外観はバブルのような形です。程良い大きさで非常に見やすいスタジアムです。
Melbourne Victory(メルボルン・ビクトリー)とMelbourne City FC(メルボルン・シティ)の主に2つのチームが本拠地としています。2018年にはACLに出場する川崎フロンターレがメルボルン・ビクトリーとの試合のためこのスタジアムへやってくるとのこと。今年に限らず、メルボルンの2チームは好成績をおさめることが多いですから、毎年日本のチームがこのスタジアムに来る機会がありそうですね。
AAMIパークのある場所は、全豪オープンが行われるアリーナやその他スポーツ施設が集中しているエリアにあります。上記のクリケットグラウンドは駅を挟んで反対側にあります
メルボルンの中心部からは歩いても行ける距離ではありますが、初めての方は電車かトラムを利用するのがオススメです。主なアクセス手段はこの2つと考えて良いのではないでしょうか。
駅からのアクセス
メルボルン中心地にある駅、フリンダースストリート駅(写真上)から電車に乗って1駅(City Loopの場合は数駅)行ったところにリッチモンド駅があります。
リッチモンド駅はクリケットグラウンドをはじめ、スタジアムが隣接する駅となります。電車を降りて、電車の進行方向とは逆の方面へホームを歩き、スロープを下って左側に曲がって改札を出ます。そうするとバブル型の屋根のスタジアムが見えてきますのでそこに向かって歩いていけば万事オッケーです。
フリンダースストリートからリッチモンドへ行くのは、主にはGlen Waverley, Alamein, Pakenham, Frankston, Lilydale, Belgrave行きです。数々の路線が乗り入れる駅なので、ひとつを逃してもすぐ次がくることでしょう。フリンダースストリート駅にある大きな電光掲示板をチェックしてみてください。
電車に乗るためにはICカードが必須です。切符は売ってません。ですから旅行者であっても、ICカードを手に入れなくてはなりません。買い方は下記にて説明します。
トラム
電車と同じく、フリンダースストリート駅からのアクセスです。駅を出て正面の大通りにあるトラムの停車場へ行きます。
トラムの車両には番号が降られています。スタジアムへ行くトラムは70番。Wattle Park行きです。
トラムに乗って、数分でスタジアムに着きます。
マイキー買い方
ICカードはMykiといいます。これがないと電車やトラムには乗れないので持っていないと面倒なことになります。
面倒なことになるというのは、メルボルンは罰金が高く、カードがなかったり残高が不足したいたりすると1万円~2万円くらいあたりまえのように罰金を取られてしまいます。
カードを買ってからも残高が不足していないかチェックし、チャージすることをおすすめします。
カードの購入とチャージは駅の窓口でできますが、英語での会話に自信のない場合は自販機でもできます。(下記参照)
席の選び方
最後にAAMIパークでチケットを買う時に役立つ方法です。
AAMIパークの公式サイトには便利な、座席からみたピッチ写真が見れるページがあります。どのエリアのチケットを買おうか考えている方は必見です。
https://www.aamipark.com.au/arriving-and-access/maps/
このページの下の方にあるAAMI Park – Interactive Seating Map & Tourをクリック
これを観るとおわかり頂けるかと思いますが、Jリーグのスタジアムではゴール裏は見えづらいことが多いのですが、AAMIパークはゴール裏からも傾斜があり、かなりみえやすいスタジアムということがわかります。
以上、サッカー観戦を楽しむための参考になればうれしいです。
なお、上記の情報は変更となっている場合があるかもしれないので、ご自身でもご確認してみてくださいね。
See ya!
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