メルボルンに引っ越してきて1年。まだまだメルボニアンやメルボルンっ子とは言えない筆者ですが、個人的にはスマッシュドアボカドはメルボルンのソウルフードなのではないかというふうに思います。
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メルボルンと言えば言わずもがなカフェ文化が非常に栄えています。おいしいロングブラックコーヒーやラテアートと並んでカフェのメニューも色鮮やか。ポーチドエック、BLTサンド、ビックブレッキーなどと並んで必ずと言っていいほどメニューにあるのスマッシュドアボカドです。
ここ最近ですが、アボカドが不足しているのかものすごい高騰ぶり。スーパーでも品切れのようで、売り場でアボカドを探していたら店員さんが僕らを見て「アボカドはないよ」と言ってきていました。
市内のマーケットでひとつ6ドルで売っているところも。地元のスーパーでも大体4ドル弱といったところでしょうか。
ところが値段は関係なく我が家の人たちはアボカドが大好き。なので多少値段がはったとしても買っています。
もちろんカフェに出かけた時も、筆者はよくススマッシュドアボカドを食べます。1番のお気に入りはサウスヤラあるカフェのスマッシュドアボカド。
アボカドにざくろ、コーン、アーモンドやパンプキンシードなどのナッツ類、クレソン、コリアンダーなどの野菜がふんだんに降りかけられ、キノアが添えられています。みるからにヘルシーでしかもボリュームがあっておいしい。メルボルンに来た人にはおすすめしたい一皿です。
そんなある日、South Bankのあるカフェ(Longblackはものすごくおいしい)にてスマッシュドアボカドを注文しました。そして度肝を抜かれました。
この写真がそのアボカドです。内容はアボカド、フェタチーズ、パン、ライム、後は塩。
メニューには「季節のアボカドとトースト」とありました。てっきりスマッシュドアボカドと思っていたのでびっくり。仕方ないので自分でスマッシュしてパンの上に伸ばして食べました。
メルボルンのカフェ界では、数年前に脱構築 Deconstruct というキーワードがもてはやされたことがあります。
まさにこれこそが脱構築的スマッシュドアボカドかな、とも思いました。ある意味アートの域。
上記に挙げたお気に入りのカフェで頼むのを例外として、アボカドは自分で料理したほうがおいしいのではという結論に達しました。
Smashed Avoを作ってみた
そこでYouTubeなどを参考にスマッシュドアボカドを作ってみたのです。
ポーチドエッグのせにしたくて、用意したのは以下です。
- アボカド半分
- 卵
- トースト
☆調味料
- 塩
- 胡椒
- オリーブオイル
- ライムもしくはレモン
主に参考にしたのはこちらのYouTubeです。
ですがポーチドエッグの作り方がいまいちわかりづらかったため、こちらも参考に。
いざ作ってみた
①まずアボカドをスマッシュ。包丁で切っておいてフォークの背中でつぶします。
②ライム、ない場合はレモン、それもない場合は酢を入れます。そして塩胡椒、オリーブオイルを入れます。そうすると粘り気があっておいしいペーストができます。動画にはコリアンダーが入れられていますが、あんまり好きじゃないので今回はなし。
③次にポーチドエッグですが、沸騰したお湯に塩をひとつまみ入れて火を止めてから、スプーンでかき回して真ん中に渦を作ります。
その渦の真ん中に卵を落として3分間待てば出来上がり。ちなみに日本では卵かけご飯が一般的だという話をメルボルンの人にすると驚かれます。「サルモネラ菌にかかるよ~」とみんな顔をしかめて忠告してくれます(笑
いとも簡単に完成
アボカドのペーストをトーストの上にのばし、ポーチドエッグを置いて完成。ものすごい簡単ですね。さすがに見栄えはプロのものとは比べものになりませんが、まあまあな味でした。
これが物足りない人はベーコンを乗せたり、サラダやキノアを乗せるのもありかなと思います。
また卵もアボカドも醤油との相性がとても良いので、砂糖醤油を上に少しかけるのが筆者の好みです。
とっても簡単なのでぜひ試してみるといいかなと思います。もちろん外で食べるカフェ特製のアボカドがおいしいのですが、自分で作ってみるのもまた違った楽しさがあります。
ご一読ありがとうございます。
See ya!
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