Aリーグの開幕は間近に FFAカップ
Aリーグの開幕まではあと一ヶ月以上もありますが、レギュラーシーズンの前にFFA Cupというカップ戦があります。
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日本のファンの方には天皇杯をイメージしてもらうとちょうどよいかもしれません。プロとアマ両方のクラブがエントリーしている全豪規模のコンペです。
ただ、注目度はそれほど大きくない大会のようで、ヴィクトリア州の新聞The Ageには試合の翌日には一行も記事がありませんでした。サッカー自体がオーストラリアでは割とマイナーです。Jリーグができる前の日本みたいな感じでしょうか。。。さらにFFA Cupはマイナーなコンペなので、ファンであっても足を運ぶ人が少ない様子。
試合の前にまずは和食居酒屋でダーリンとデート。
夕食に石狩鍋を突きました。味付けがしっかりしていてとても美味しい。日本それと変わらない味わいで楽しめました。この日は朝はマイナス4度になる冷え込みでしたが、鍋のおかげでゆっくり温まりました。
居酒屋のあるチャイナタウンからラッセルストリートを下ってトラム70にACMI(映像博物館)の前から乗りました。CBDからAAMIにいく方法はいくつかありますが、これが一番楽チン。
AAMIパークへ入場
トラムの駅を降りるとライトアップされたバブル型の屋根が。
スタジアムは一部席種のみの開放ということでオープンしているゲートは1つのみ。席はGA(ジェネラルアドミッション)。この日はバックスタンドとゴール裏のみが一般が入場できるエリアでした。
上記にも書いたとおりFFA Cupはややマイナーなコンペなこともあってかメンバーシップ(日本でいうシーズンシート)を購入した人は入場料がタダ。会員限定のスカーフを巻いた人がちらほらいました。筆者は会員ではないので入場料を払って観戦しましたがそれでも15ドルといつもよりはだいぶお安いお値段。
ちなみにJリーグのシーズンシートはフリーゾーンやゴール裏などで3万~4万くらいだったと記憶していますが、メルボルンシティの場合は日本円で2万円ちょっと(13試合)なのでリーズナブル。ちなみにメルボルン・ビクトリーは大人でGAのシーズンメンバーシップは254ドルほどで同じくらいです。
この日の観客数は3000人強。ということでいつもよりはだいぶ寂しい入場者数でした。平日の夜ですが、日本のJリーグクラブに比べると都会にあるスタジアムで、仕事帰りの人とかが来るのかなと思うとそれほどでもなかった様子でした。やはりサッカー人気は日本と比べてもまだまだなのかなと思います。いちサッカーファンとしてはとても素敵なスタジアムがあるぶん、これからもっと盛り上がって欲しいところ。反面応援のしがいがあります。
いつもながら見やすいのがAAMIパーク
さて、試合はメルボルン・シティがニューカッスルを1−0で下してベスト8進出を決めました。
テンポの良いパス回しから最後はエースのフォルナロリがカーブのかかったシュートで得点。そのままタイムアップ!
今回は前半はバックスタンドで観戦し、後半はゴール裏へ。AAMIパークは三万人収容のスタジアムですが傾斜があってピッチとの距離はとても近く、見やすいスタジアムです。バックスタンドはコーナーフラッグの目の前でコーナーキックの場面ではわくわくする景色。
後半は逆側のゴールへせめていたので、傾斜があってピッチ全体が見えるゴール裏上段の方へ。入場者数が少ないので自由に動けました。
なかなか壮観です。AAMIパークでの観戦はこれで三回目ですが、観やすいし雰囲気よし、アクセスよしで筆者にとっては大好きなスタジアム。東京近郊のJリーグのスタジアムは観やすいけれどアクセスが悪い、アクセスは良いけどピッチから離れて観にくいなどがあるので、ついつい比べてしまいます。
10月には本田圭佑選手所属メルボルンビクトリーとのメルボルンダービーがあるので今から楽しみです。ダービーはこちらAAMIパークではなくてなくてドックランズ・スタジアム(9月からはマーベルスタジアム)で行われます。
では!
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