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オーストラリアで会社を起業しました!……といっても意外と地味な起業あれこれ

投稿日:10月 10, 2019 更新日:

オーストラリアに来てから二年が経とうとしていた2018年10月にこちらの家族と会社を登記してビジネスをはじめました。

メルボルンには日本出身の方たちが様々な形で仕事をしていますが、起業・スモールビジネスも手段のひとつであろうと思います。もちろん、何でビジネスをするかは十人十色で、「正解」がない世界と思います。

ぼくとしては、日本でやっていた仕事もオンラインで継続させつつ、こうして家族とビジネスができる環境がとてもうれしいと感じています。一方では売上や経費といった経営的なところで日々勉強と試行錯誤ではありますが。

備忘録もかねてメルボルンにおける起業、「わたしのケース」を書いておきたいと思います。

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まずはビジネスプラン作りから

ビジネスプランといってもシンプルに「できることはなにか」「好きなこと」を掘り下げることからはじめました。これはビジネスだけでなくて、海外で生きていくということと当てはまるのではとないでしょうか。

ぼくの場合、「好きなこと」はすでに日本で仕事としてやっていました。それがオンラインでも引き続き継続してできています。これについては、本当に信頼してくださる方たちに感謝しています。日本では個人事業主というステータスで仕事をしていました。では夫婦で、オーストラリアでどういった仕事をしていこうか……移住以来考えていました。その場合に強く意識したのは「できること」の重視でした。詳細は明かせませんが、仕事を始める上での充分なリソースがある分野でやってみようと思いました。

準備は長かった。そして売上向上へ試行錯誤

準備には時間をかけた、というかかかりました。正直、戦略も手探りな部分があってなかなか前に進みませんでした。ただし、ちょうどその頃はPR(永住権)待ちの時期でしたから願掛けの思いも込めて準備に邁進していました。振り返れば、リサーチをしっかりしてもう少しスマートにできたかもという思いもあります。でもやっている時は保証がない中でとにかく目の前のことをという感じでした。

結局、半年くらいはずっと準備という感じで時は流れて行きました。オンラインで最初にオープンしたショップは、初日から注文があり準備の甲斐があったと大喜びしたのを今でも覚えています。ところが、売上があった初日以降はしばらく注文はまばら。鳴かず飛ばずな日々がしばらくは続きました。今だから言えることですが、初月の売上は100ドルに届かないレベルでした。

プランの明暗

ぼくらのビジネスには「プランA」「プランB」「プランC」と3つの方向性を持ってすすめていました。

「プランA」は手弁当で一番準備に根気をかけたので、思い入れがあります。できればこの方法で成功したいという気持ちが強くありました。

「プランB」はお試し。とりあえず山をはっとくか、くらいです。

「プランC」は売上が立つかもしれないけれど、トラブルが多いイメージであまり乗り気でありませんでした。

最初の数ヶ月で「プランA」は鳴かず飛ばず。案の定「プランB」もそれほど盛り上がりません。

そこで「プランC」へ注力したところ、予想以上の売上が立つようになりました。思えば、客層(年齢や属性、価格に対するニーズ)がマッチした人たちに出会いやすいのは実はプランCだったということがあとからわかってきました。今になってはプランCも選択肢に入れて良かったと思います。

さいわいなことに起業から一年近くたった現在ではプランAも売上が徐々に伸びてきています。時間をかけながら育てていければいいです。

いよいよ会社設立へ

プランCが徐々に動きはじめていた時期に、会社を登記しようと考えました。税金のこともありましたが、当時実店舗を借りようという計画もあったためでした。

そこで最寄りの駅に近い会計事務所に相談しました。会計士さんはパキスタン出身の、とてもわかりやすく話をしてくれる人です。どんな質問にも答えてくれます。日本では個人事業主で青色申告をしていましたから、税金の計算は会計ソフト頼りでした。こちらに来てからのタックスリターンも自分でしていました。今回、改めて思ったのは「餅は餅屋」。年々レギュレーションが変わり、会計について聞き慣れない語もある中で、頼れる人がいるのはとても心強い限りでした。

会社設立にあたって、GSTを四半期ごとに収めなくてはなりません。GST納入に関わるBASの作成は会計士さんにやってもらっているのですが、もちろんそれの元になる数字はこちらで帳簿をつけます。会計ソフトよりもまずは表計算ソフトでやってみては?という会計士の言葉に沿って帳簿をつけています。

先ごろのタックスリターンではこちらで素人ながら計算した結果と実際の納税額が大きく違いました。日本では税理士への支払いが高いというぼやきをよく聞いたことがあったのですが、やはりお金を払うだけの価値があったと考えています。

学んだこと これからの課題

まずは「一人でやらない」のが大事と思うようになりました。家族経営の、いってみれば零細事業ですが、役割分担をして今の所それなりにまわっています。日本では個人事業主として一人で仕事をすることが多かったのですが、相談してすすめて行く方がお互いの得意なところに特化できて良いと考えるようになりました。また、会計士など、頼めることはプロに頼んだ方が効率よく進むというのも改めて認識しました。

また、できることとできないことを把握するのも必要でした。前述の3つのプランのことなど手持ちの弾のなかで何が一番効果的かが大事なポイントになりました。これは今後も引き続いての課題といえます。

Small Businessをしていて楽しいのはお金儲けではなくて、商品やサービスが喜んでもらえることだと思っています。コレクター向けの商品が主ですから、世間的はガラクタでも買い求めてくれる方にとっては例えば子供時代の貴重な思い出であるかもしれません。今の所、メールで感謝を伝えてくれるカスタマーもいてこちらも嬉しくなります。ある商品はカスタマーの亡くなった祖父に関わる品だったらしく、海外からわざわざ問い合わせがありました。

まずは利用してくださる方たちに喜ばれるビジネスでありたいと思い毎日を過ごしています。

See ya!

 

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